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オリジナルの浴室にチャレンジしてみませんか?

2019.07.17

こんにちは。

ラジコンの竹中です。

最近本をまとめ買いしてしまい出費が重なってしまいました。

私は本を購入するときいろいろな目的があります。

格好つけて大きく分けると

1、世の中を知るため。

2、知識を深めるため。

3、意識を高めるため。

という具合なのですが、1、は社会の動向をなんとなく知っておくために読みます。

最近では例えばシェアリングエコノミーや空家、東京五輪など仕事には直接関係しないのですが、世の中のことを知っておくために読む本です。

大事なところには線を引きたくなってしまうので、ペンを片手に流し読みします。線を引くと後から見返したときに自分にとって大事な情報が一目で分かるので昔からの習慣にしています。(線を引いていないところはスッポリ抜け落ちてしまうのであまり良くないのですが。。)

2、は仕事に直結する本で、設計するために必要な知識を習得するために読む本です。

これらは設計の資料集成のようなもので、図面を書くために必要となる情報を本から収集します。図面を書くにしても真っ白からは何も生み出せないので、分からない部分はいろいろな物件を参考にしてオリジナルとして反映します。

一冊2,000〜3,000円、高いものでは5,000円ほどするので結構な出費です。。

最後の3、は意識を高めると一丁前なこと言いましたが、完全な自己満足のために買う本で、主に好きな建築家の作品集だったりします。

大好きな建築家の格好良い作品を見ると私も頑張らなきゃ!って気持ちになるので、高い本ですが定期的に購入して意識を高く持つようにしています。

自己啓発のために本を読む人、子供のために本を買う人、小説が好きな人、漫画が好きな人など人それぞれ本を買う目的はたくさんありますが、人が持っている本を見るとその人の人となりを垣間見れるような気がします。

あえて格好付けて言うと、本はその人の生き方を物語っている気がするから好きです。

そのため、人の家に行ってもまず本棚を見てしまう癖があります。

私だけでしょうかね。。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、本日は浴室について少しお話ししたいと思います。そもそも前提として皆さんは、浴室にどれだけこだわりがあるでしょうか?

キッチンやリビングに比べると、滞在時間も短く人の目にも触れにくいので、それほどこだわりがないという方が多いかもしれません。(いや多いはず。)

というのも、浴室のスタンダードはユニットバスという典型があるからかもしれませんね。

ユニットバスは、メーカーが指定するデザインのものをセレクトして組み合わせていくものです。

最近ではユニットバスにしか設置出来ない設備などを売りにしている商品もあり、ユニットバスのクオリティも上がってきています。ショールームに行けば丸ごと展示されているので設置した際の雰囲気も掴みやすく、その場で仕様も決めることが出来るので打ち合わせもスムーズに行うことが出来ます。

手っ取り早く決めたい方には人気がありますね。

しかし、このブログを読んで頂いている方の多くにはご存知の方もおられると思いますが、

浴室は、ユニットバスを前提で考える他に、造作で一から作りこんでいくことも出来ます。

その場合は、例えば水洗やシャワー、浴槽、壁、床等のデザインをお好みに合わせてお選び頂ける事が出来ます。

ユニットバスの場合はブランド指定の水洗や柄しか選定出来ませんが、造作浴室の場合は

全ての材料に対して海外製のものも含め好きなものをお選び頂く事が可能です。

しかし、造作で作り込むなんて時間とお金が掛かりそうだし、水漏れが心配という方も居られます(ハウスメーカーの中にはユニットバスでさえ2階に作りたがらないところもあるくらいです)が、その多くは先入観です。

まずお金の心配からいきますと、リクシルのスパージュを採用するのと造作で作るのとでは、ほぼ同額で価格差もほぼありません。(特別な仕様、例えばジェットバスやドンブラハ(ドイツを代表する高級水洗ブランド。)などの高級なものを入れない限り、およそ150万円前後で造作バスも作ることは可能です。

そのため、妥協してユニットバスを採用するくらいなら、少し羽を伸ばして格好良い浴室を作ることをお勧め致します。

時間が掛かるのでは?ということに関しては、ユニットバスに関してはその浴槽を取り扱っているショールームに行けばそこで事足りてしまいますが、造作の場合は床、壁の仕様を決めるためにタイル屋さんへ、浴槽を決めるために浴槽を取り扱っているショールームへ、

水栓を決めるために水栓のショールームに行く必要がありますので、手間は掛かるかもです。でも、そこに楽しみを見出せることが出来るのであれば、決して苦になることはありません。逆に様々な発見が出来るので、こだわりの強い方は皆さん、結構楽しんで頂いております。

また、水漏れの観点から言いますと、造作の場合は下地の上にFRP樹脂の防水層で、全体を包み込むように作りますので、ユニットバスと同等の防水性能を確保することは可能です。

ちなみに私も今まで10年以上設計に携わっておりますが、漏水のクレームはまだ一度も頂いたことがありません。

2階や3階に作ることが出来れば、間取りの制限がないのでそれだけで魅力的ですよね。

 ちなみに浴槽の豆知識として、洋バスは深さが浅く、和バスは深さが深いのが特長です。それは、和バスは肩まで浸かることを前提にしているため、深くなっております!そのため、和バスか洋バスにするのか、長さや深さを実際に検証することをお勧め致します!和バスで足が先に当たらないものを選んでしましますと、溺れてしまいますので要注意です。

このようにオリジナルで作る浴室は比較的ハードルが高いと思われがちですが、防水性能も高く、比較的リーズナブルにお求め頂くことも可能ですので、是非一度ご検討ください。

下記に主な浴槽、水栓メーカーのホームページのリンクを貼っておきます。

◼︎浴槽 Jaxson (日本製)

http://jaxson.jp/

◼︎浴槽 カルデバイ(ドイツ)

http://www.tform.jp/products/select_intro?c=1&m=1

◼︎浴槽 CERA

https://www.cera.co.jp/product/bath

上記のショールームはいずれも浴槽に入って検証することが出来ます。体格に合わせて

じっくりお選び頂けるのでオススメです。

水栓ブランドはこちら↓

◼︎水栓 セラトレーディング

https://www.cera.co.jp/

◼︎水栓 リラインス

◼︎水栓 T form

http://www.tform.jp/

◼︎水栓 フォンテトレーディング

以上となりますが、あくまで参考に載せております。

まだまだ素敵な商品はいっぱいありますので、是非自分だけの浴槽スタイルを実践

してみてはいかがでしょうか?