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お料理は使い勝手の良いキッチンで!

2019.07.27

こんにちは。

ラジコンの竹中です。

今日は奥様の一日の活動の要となるキッチンについて書きたいと思います。

建売住宅をご購入される方は、元々キッチンが付いておりますので、設置されているものが使い勝手が良いか物を見て決めることが出来ますよね?

そのため、使い方を想像しやすく予めどこにモノを収納するか想定することが出来ます。

しかし、注文住宅や設計事務所に依頼したりしてキッチンを計画される場合は、キッチンがないので図面から読み取ったり、もしくはショールームなどに出向いて使用勝手を想像する必要がございます。その場合、建売住宅を購入するより労力を要しますが、キッチンにこだわりがある料理好きの奥様などは、自分の思い通りに作ることが出来るのでとても楽しいものになると思います。ここでは、楽しくもあり大変なキッチンの設計についてのヒントになる情報をお届けしたいと思います。

こちらのキッチンは、リビングやダイニングから独立した完全なクローズド型のキッチンになり、図面に表現すると下のようになります。

冷蔵庫とシンク、コンロの関係性は上記のようなトライアングルに配置されるように計画すると、取る、洗う、調理するといった工程が一続きになるので使い勝手としてはとても便利なのでお勧め致します。また、このトライアングルの間に作業スペースを設けてあげることで、作業効率は一気にUPします。また、このトラインアングルの関係性を考慮して設計する場合、コンロとシンクの間の調理場所の寸法を手を伸ばしただけで手が届く長さとして約90cm前後にするというのもポイントです。またこの90cmという寸法はお二人で料理される場合も狭さを感じる事がないギリギリの寸法にもなるので一つの目安として考えて頂ければと思います。

如何でしょうか?

上記では平面的な使い方の説明をしましたが、次は収納部分についてです。

上記の図のAを正面から見た部分が下記の図になります。

また、Cを正面から見た部分は下記の図のようになります。

こちらのキッチンは、冷蔵庫と電子レンジが背面(A正面図)に埋め込まれておりますので、

それ以外のところは収納エリアとなっております。

収納エリアをざっとゾーン分けすると下記のようになります。

基本的なゾーン分けとしては、

①キッチンカウンター近くにカトラリースペース(浅めの収納)

②床近くには深さのある鍋や、調理用具(深めの収納)

③それ以外のところはお皿や食器等のスペースに

(内部は固定棚等で仕切ってしまうより、可能棚で自由に高さを調節出来たほうが効率的)

④手の届かない部分は、季節もののお鍋や普段使用しないもの等を収納

(こちらも深さは比較的あると便利)

以上を守ってあげれば、比較的使用勝手の良いキッチン廻りを作ることが出来ます。

メーカーさんによっては、手の届かない部分の収納に便利な脚立もオプションで付ける事が出来ますので、こちらも便利です。

こちらのものはキッチンの巾木部分に収納出来るもので、デッドスペースをうまく利用した画期的な商品です。

また、C部分のゾーニング分けは下記のようになります。

シンク下はシンクもあり、また配管が通るので収納量が限られてきます。ほとんどが上の部分を使えなくし、下部分のみ収納にする方が多いのですが。。

そこは上手く活用したい部分ですね。

私がご提案する使い勝手としては、多いのがゴミ箱収納や、深めの収納にしておいて

米櫃やキッチンカラットの設置等です。

ちなみにゴミ箱収納は下記のようなものがあります。

こちらはクッチーナさんの画像をお借りしましたが、ごみ箱収納はゴミ箱を隠せるという利点もありますので、大変人気がございます。

また、シンク下にスパイスラック等を付けることも出来ますので、調味料が多い方などは是非ご検討下さい。また下部の深めの収納部分は開き扉にするより引出収納にしたほうが使い勝手は良いです。

開き扉の場合は奥が見えづらく出し入れがしにくいのですが、引き出しの場合は奥のものまでスムーズに取り出し可能になるので開き扉の場合に比べて若干コストはUPしますが引き出し収納にして頂く事をお勧め致します。

以上簡単になりましたが、キッチン計画の大まかなお話をさせて頂きました。

オーダーで造作可能なキッチンメーカーとして私が良く利用するのが代官山にショールームに

あるクッチーナさんです(^_^)

クチーナさんのホームページはこちら↓↓↓

http://cucinastyle.jp/

東京ですと代官山にショールームがございます。

とても親切に対応して下さるので、私もいつも勉強させて頂いております。

キッチンをお考えの方は是非足をのばしてみてください。