設計変更はどこまで可能か?

こんにちは、ラジコンの竹中です。

久しぶりの投稿となってしまいましたが、皆さん元気にお過ごしでしょうか?


最近メディアではロシアの話題でいっぱいですが、コロナって今どうなのでしょうか?

まだ蔓延防止は解除されていないのでしょうか?

他府県にわたる行動は制限されているのでしょうか?

なんてことを考えてしまうのですが、下記のサイトから進捗が確認出来るみたいですね。


https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/


皆さんご存知でしたか?

3階目の接種が今月の28日に控えているのですが、それまでに少しでもマシになればいいなと思います。


さて、そんな今日はお客様からよく質問される内容として、


「請負契約後の設計変更はどこまで出来るのか??」


ということについて書きたいと思います。

請負契約は、新築住宅の場合工事金額と設計内容が固まってから、いざ工務店を決める際に工務店と交わす工事契約の事を言います。

工事金額だけではなく、引き渡し時期などの工程も決めて契約を交わす訳ですから、ハウスメーカーや工務店の中には、請負契約後の設計変更をお断りするケースもあると思います。

その理由としては、変更によって契約内容の請負金額が変わったり、工期が延長となる可能性があるからです。

そのほかにも、一度作った場所を壊したりする場合もありますよね。

そのため工務店の立場としてはその都度あらたに見積書を作成したり、材料の新規発注や工程表の修正などが出てくるので、あまりやりたがらないのが本音です。


しかし、本来お金を出して家を購入するのはお客様です。

お客様のご要望が最優先にあるので、設計変更が出たとしても、可能な限り協力させて頂くのが我々の使命。弊社は請負契約金額とは別に追加金額として変更となった部分の請求をさせて頂いたり、契約した工程内で変更可能なのかを検討することで、出来る限り協力させて頂いております。

では、どういったことが設計変更に当たるのでしょうか??

無償で対応してもらえるの?

工事進んでしまっているけど大丈夫??

色々な疑問が出てくると思います。そこで、ここからは主な設計変更について4パターンほどに絞り変更のタイミングなどについて説明していこうと思います。

ーCASE① 「コンセントの数を増やしたい」ー

これは、図面上での打ち合わせで決定した位置や数量について、

現場確認時に「やっぱりここにも欲しい!」「スイッチをこっちに移動して欲しい!」といったことです。



ちなみに上記はある寝室の照明、コンセントの計画図です。

コンセントは通常対面2箇所、照明のスイッチは扉の吊り元と逆側に1つ付け、ベッドの横でも入り切り出来ればなおGOODですね!

こういったコンセントやスイッチは、下記の写真のように壁を作る前なら容易に追加や場所移動が可能です!



柱にコンセントのボックスが付いているだけの状態です。配線されていても、その近くにコンセントやスイッチがある場合は比較的容易に変更が可能です!



しかし、配線が終わり、断熱材が敷き詰められてくると、部分的に中止することは可能ですが、場所によっては追加や変更が出来ないケースもあるので、工事管理者と相談したほうがいいですね。



ここまで出来上がってしまうと、壁を壊す必要が出てくるので、追加金額や工程の調整が必要になってくる可能性が大きくなります。

以上のように、コンセントやスイッチの変更や中止、位置の移動は「断熱材が敷き詰められる前」なら無償対応、それ以後は有償対応であれば可能となる場合が多いので、ご参考ください!

ーCASE② 「窓を中止、追加したい」ー


建物が出来てきて、現場で窓が取り付けられるところをみると、ここにも窓が欲しい!と思うこともあるかもしれません。



他にも、現場の職人さんから「風通しが良いからここに窓があったら気持ち良いのでは?」と相談されて、急遽窓を追加で取り付けたりするケースもございます。

窓の追加や変更に関しては、建築確認申請や他との工事の兼ね合いが大きいので、確認申請上必要な窓なのか、否かを確認した上で、可能であれば建物の外壁に防水紙が貼られる前に決定したいですね。



また、窓を追加で発注した場合2週間から1ヶ月近く納品に時間がかかるので工程にも大きく影響してしまいます。

そのため、工程に影響が出ない追加発注時のタイミングとしては

「建物が上棟した時」をお勧めいたします!


建物が上棟した時に監理者と一緒に現場を見させてもらって、窓の位置を確認させてもらえれば想像もつきやすいので、是非このタイミングで現場を確認させてもらいましょう!

このタイミングだと、追加発注してもそこまで大きく工程に影響が出ないので、材料代のみの追加金額で済むケースが多いので、ご参考ください!

とは言っても既に窓を発注している場合もあるのでその都度確認する事をお勧め致します。


このタイミングを逃して外壁や内壁が出来上がってからの追加は、解体費用がかかったり工程に大きく影響してしましますので、大変。。断られることがほとんどですので、

早め早めのタイミングで決定するようにしてください!

ーCASE③ 「クロスや塗装の色を変更したい」ー


 打ち合わせでクロスや外壁の色を決めてから、実際に工事でそれらが貼られるまでの間、

3ヶ月から半年近くの月日が流れます。。。

これだけ月日が流れると、気が変わるのも当然ですよね。。

当然、仕上げを変えたい、、ということになるかもしれません。


例えば外壁の塗装の場合は、塗る前に現場で色や素材をお客様に確認してもらうのでそのタイミングでの色の変更は可能です。

元々考えていた塗装の予算内の変更だったら追加金額も掛からないのですが、違う素材への変更の場合、例えば、塗装をサイディングやタイルに変更したい場合などは下地から変えないといけない恐れがございますので、タイミングが重要!

防水紙が貼られるくらいの比較的早いタイミングで変更したい意図を伝えるようにした方が良いですね!

これは内装の素材変更に関しても同様で、クロスから違うクロスへの変更、クロスから塗装への変更、塗装からクロスへの変更は比較的容易ですが、クロスからタイルに変更したい場合などは下地から変える必要があるので、内部の壁を作る前、コンセントの位置を確認するタイミングで変更の意図を伝えると、元の素材との差額分のみの追加代金だけで済む場合がございますので、是非ご参考ください!

ちなみに、クロスや塗装の下地は石膏ボード、タイルや石貼りの下地は合板です 



下地の遣り替えが出ないタイミングでの変更を心がけてくださいね!

ーCASE④「間取りを変更したい」ー


これが一番ハードルが高いのですが、延べ面積や建築面積が増えない方向の間取り変更

(例えば部分的に間仕切りを入れて収納スペースにしたり、1室を2室に分けるための壁の追加等)であれば、役所の手続きも比較的楽に出来るので簡単ですが、それらが増える方向の間取り変更(例えば納戸を離れに追加したり、ロフトを追加したりする場合)であれば、役所への変更手続きが大変になるので、一ヶ月近く工事をストップしなければならない場合もございます。(そもそも建築面積や延べ面積がオーバーしてしまう増加は無理なのですが。。。)

この間取り変更の意図に関しては、「工事着工時」に変更の意図を伝えれば、

内容によっては工程に影響が出ず、スムーズに計画することも可能ですので、

「間取り変更の意図は工事着工時に」を念頭にご相談してみてください!

以上のように、打ち合わせで決めたことを工事中に変えることは可能ですが、大変なことであるの事実です。


ほとんどがタイミングや変更内容が重要になるケースが多いので、早い段階で監理者に変更の意図を伝えることが出来れば、無償対応が出来たり、最低限の追加金額で済むケースが多いので

ご参考頂ければと思います。


設計変更は無理なのでは??

と思っている方もおられると思いますが、

まずは気軽に相談してみてください!

後悔無き家づくりを応援しております!


では!