丘に立つ家

敷地は前面道路から約2m弱高台に位置し、北側への眺望が期待される場所です。
しかし南側に面する隣地側はさらに1.5m程度高台となっており、隣地からは見下ろされる格好となる場所なのですが、2階の高さになると日差しがたっぷり確保出来そうな場所でもあります。

そのような敷地の特性を考慮して、南側と北側に大きく片流れとなる2枚の屋根を置きました。
南側に流れる屋根は大きく軒を出し隣地からの視線をカットするとともに、太陽の光を間接的に室内に取り入れるようにし、北側に流れる2階の屋根は南からの太陽の光と空への抜けを確保すると共に、道路側に軒を出すことで柔らかな表情をもたらすことを意図しています。

2枚の大きな屋根が太陽の光や視線、風向きに呼応するように柔らかく被さっている、そんな建物になるよう意図しています。

DATA

設計契約(2021年 6月)

基本設計(2021年  7月〜)

建築地:神奈川県川崎市